PowerChrom を複数使って記録する

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Revision as of 15:03, 6 June 2014 by Mori1240 (Talk | contribs) (マルチレコーディングの手順)

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図 1. 記録するユニットのウィンドウを選択
図 2. 記録するウィンドウ名を変更する
図 3. PowerChrom ウィンドウを重ねて表示
F図 4. PowerChrom ウィンドウを並べて表示

1台のWindows PCで複数のPowerChrom が使用できます。このアプリケーションノートではその使い方を説明します。

はじめに

1台のコンピュータに複数のPowerChrom ソフトウェア をインストールし、PowerChrome-corder を複数使ってデータの記録が同時にできます。この機能により、実験室内の複数のクラマトグラフが最小のコンピュータ台数で収録できますので、作業エリアの節減にも寄与します。各ハードウェアで収録されるクロマトグラフのデータは、個々のウィンドウに表示します。セッティングの変更は、それに対応する PowerChrom ウィンドウを呼び出して設定します。

実際には、1台のコンピュータを使って最大4台のPowerChrom ユニットが使用できます。使用するコンピュータのメモリーや USB 端子の数によっては、台数が制限される可能性はあります。各記録ユニットで1、又は2チャンネルのデータが記録できます。

使用するソフトウェアの条件

1台のコンピュータで複数のハードウェアユニットを使用するには、PowerChrom v2.5.4 以降のバージョンが必要です。それ以前のバージョンを使っている場合は Software Downloads から最新バージョンをダウンロードできます。インストラーのケースに記載してあるライセンス番号が新バージョンにも有効です。

マルチレコーディングの手順

  1. 使用する各ハードウェアユニットの台数に合わせ PowerChrom ソフトエアをロケーションを変えてインストールします。PowerChrom ショートカットアイコンがその数だけデスクトップに表示します。各アイコンにネームを登録し区別しておきます。インストールした PowerChrom ソフトウェアにはそれぞれライセンス番号が必要です。
  2. 通常通りハードウェアユニットと使用するクロマトグラフを接続します。詳細はハードウェアのマニュアルを参照して下さい。
  3. コンピュータのUSB端子に、それぞれの記録ユニットをつなぎハードウェアの電源を入れます。
  4. 新しいハードウェアユニットを初めて使う時は、各ユニット用のドライバーがインストールされます。Windows の場合は"新しいハードウェアの検索ウィザード"に従えば、ドライバーが自動的にインストールされる筈です。
  5. PowerChrom のショートカットキーの一つをダブルクリックして立ち上げます。その PowerChrom ウィンドウが表示されますので使用するPowerChromユニットを指定して下さい(図 1)。各ユニットには初期設定で " Yam" のネームと、ユニット後部に記載してあるシリアル番号が表示します。" Change Name " ボタンをクリックすれば各ユニットに独自のネームが登録できます(図 2)。ネームを登録しておけば、次にその PowerChrom を接続すればそのネームを認識してくれます。
  6. ハードウェアユニットを選択し、PowerChrom の “Easy Access” ウィンドウを表示します。
  7. クロマトグラフからデータを収録するのに使用するパラメータを設定します。この段階で設定する PowerChrom ファイルにはそれに使用するハードウェアユニットのネームを付けて保存しておくと、判別し易く後々便利です。
  8. 別のハードウェアを起動するには、別の別のショートカットキーをクリックして立ち上げると、同様にハードウェアを選択するウィンドウ (図 1) が表示し、使用できるユニットの一覧が出ます。二台目の記録ハードウェアユニットを選び、それを記録するパラメータを設定します。
  9. 8 の手順を繰り返し、記録する各ハードウェアを指定して同じように記録するパラメータを設定します。

Switching Recording UnitWwindows

By default the main PowerChrom window for each recording unit will be stacked (Figure 3), with the PowerChrom window for the last recorder selected on top. Windows for the other recording units can be brought forward by toggling through the PowerChrom buttons in the task bar. The menu items and controls are made active for the window on top. With the PowerChrom window active, you can initiate data recording from the corresponding recording unit in the normal manner.

The PowerChrom windows can also be resized so that all chromatographs being generated can be monitored in real-time (Figure 4). All inactive windows will have a dimmed title bar. The scrolling of the active window will be smoother than the scrolling of the inactive windows, however this does not affect data being recorded to file. To alter the settings for a particular recording unit, click inside its corresponding PowerChrom window. The commands will be made active for the recording unit corresponding to this window.